最近は暑い日が続いていますが、Rd.2以降はどんどん暑くなることが予想されます。
そのため、熱中症にならないよう皆さんご注意をお願いいたします。
■熱中症の予防法
熱中症は気温などの環境条件だけでなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。
熱中症を正しく理解して、予防に努めてください。
1.暑さを避ける
外出の際は、日陰を選んで歩いたり、日傘・帽子を使って暑さを避けてください。屋内にいる時は、すだれ・カーテンを使い直射日光を防ぎ、扇風機やエアコンなどの冷房機器で室温や湿度を調整してください。
2.服装を工夫する
近年、販売されている吸汗・速乾素材や軽・涼スーツなどを活用してください。
襟元はなるべくゆるめて通気よくしてください。
3.こまめに水分を補給する
暑い日には、知らず知らずにじわじわと汗をかいています。喉が渇く前あるいは暑いところに出る前から水分を補給しておくことが大切です。
ただし、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうので、水分をビールなどで補給しようとする考え方は誤りです。
4.急に暑くなる日に注意する
熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。人間が上手に発汗できるようになるには暑さへの慣れが必要です。
急に暑くなった日や久しぶりに暑い環境で活動した人は、熱中症になりやすいので、注意が必要です。
5.暑さに備えた体作りをする
暑さへの順化(慣れ)は、日常の運動によっても獲得できます。汗をかかない季節からでも、ウォーキングなどで汗をかく機会を増やすことで、夏の暑さに負けない体をより早く準備できることになります。
また、熱中症の発生には、その日の体調が影響します。普段から生活のリズムを整え、栄養と十分な睡眠をとることが大切です。